ショールーム予約

2019年新春懇談会を開催しました

  • 2019/3/5

    その他

  

社長の渡辺は、平成を振り返り、水回り業界にとって恵まれた点としてキッチンや浴槽のシステム化による商品の高付加価値化を、厳しかった面として水回り商品の価格競合やデフレ進行を挙げ、その中で当社が売上高876億円(平成元年)から、1900億円(平成30年度予想)まで成長できたのは、「独自性の追求」、「経営資源の蓄積」、「勢いある組織づくり」という方針によると分析しました。
 今後も、基本的にはこれまでの経営方針を踏襲。技術・商品面においては引き続き「ホーロー技術」にこだわり、2016年に開発したホーローへのインクジェット印刷を凹凸があって難易度の高いキッチン扉へ応用し、新たな商品の開発を、近い将来に必ず実現します。
 「経営資源の蓄積」に関しても引き続き取り組み、今年1月にDIC株式会社より、ポリエステル樹脂の製造・成型子会社を買収し設立した「タカラ化工」によって、新たな商品展開を狙います。
 上記のように基本路線は維持した上で、市場規模の大きい大都市圏のリフォーム市場攻略と、キッチンでは8割近いシェアを持っているマンションのシステムバス市場に参入します。おそらくこの5年ほどで業界内の勢力図は大きく変わるでしょうが、当社は、業界の覇者を目指して勝負に出る価値があると判断しています。

 続いて、常務取締役 営業本部長の野口より、市場動向と当社の販売戦略についてお話させていただきました。今年は10月の消費税増税や次世代住宅ポイントなどがあり、ユーザーの動きは現状まだまだ不透明ですが、独自の高品位ホーローを軸とした商品力と、ショールームを軸とした提案力で、お客さまの豊かで快適な暮らしを実現すると発表。
 販売戦略については、当社独自の商品で今後もユーザーニーズに寄り添いながら新たな商品開発を行い、新しい暮らし方を提案します。最近では、「ぴったりサイズシャワーユニット」などが高いご評価をいただき、住宅以外のホテルなどの非住宅分野でもお引き合いをいただいています。その他、引き続き独自の高品位ホーローを軸とした住空間の提案を強化してまいります。
 そして、得意先と共に、地域に密着した販売体制を構築するため、リフォーム営業支援や人材育成を目的として毎年開催している「タカラホーロースクール」の開催地拡大や、ユーザー目線でのリフォーム取り組み強化のヒントとなる「リフォームセミナー」、製造工程を見学していただける工場研修や施工技術を習得できる施工研修も実施していきます。

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