生活のモチベーションを上げるものであってほしいと思います。キッチンやお風呂などの水まわりの製品が気に入っていて、「やっぱりかわいいな」「これを選んでよかったな」と思えるだけで、普段の暮らしが少し楽しくなるのかなと。ショールームでお客様に接客するときに、「この色がかわいいね」と商品を褒めていただくと、私まで嬉しくなります。

私は、水まわりは癒しの空間だと思います。お風呂、キッチン、トイレ…。ほっと一息つけたり、リラックスできるところって必ず水があるなと思っていて。そんな癒しの空間づくりをお手伝いできるのが私たちタカラスタンダードだと思うので、この仕事をとても誇りに感じますね。

生活の3大要素である「衣・食・住」の中でも、水まわりは「食・住」を豊かにするためになくてはならないものだと思います。社会人になってから一人暮らしを始めて、自分で掃除や料理をするようになり、さらにそれを実感しましたね。私は現在アジア圏の営業を担当していますが、海外では日本以上に、水まわりと生活の豊かさが密接に関係しているなと感じています。

私は入社時の希望で「最初は全国どこでも自分のスキルアップできる場所を、ゆくゆくは海外事業に挑戦したい」と希望を出していました。その結果、1年目はこれまで縁がなかった北海道の配属で、正直最初は戸惑いはありました（笑）。そんな状況でも自分の目標を変えずに、ホーローの優位性やお客様ファーストの営業を学んだり、次のキャリアを考え、自ら進んで英語の勉強も始めたりしました。自信になりましたし、念願の海外事業部に異動した今、当時の努力が活きていると思うので、すべて繋がっているなと感じます。

入社歴に関係なく意見を聞いて、取り入れてもらえることです。私が入社1年目の頃、ショールームのリニューアルが行われることになりました。展示する商品や機器類の配置、見せ方など、自分の考えを先輩に話すと、良いねと言ってもらえ採用になりました。私の社歴ではなく考えを尊重してもらえたことが伝わってきて嬉しかったですね。それからずっと、常に自分の意見を言えるよう意識するようになりました。

タカラスタンダードの魅力は、やはり人ですね。年齢を問わず、本当に風通しがいいなと感じます。同じ部署の同僚とは、プライベートでもよく遊びに行きます。仕事で困ったことがあれば、本当にちょっとしたことでも親身に相談にのって、解決するまでいっしょに考えてくれる人ばかりです。先輩だけではなく、後輩からもたくさんのことに気づかされ、教えてもらいます。どんな年代でも人に魅力がある会社だなと思います。

就活は、自分のことを考えたり、自分に向き合う貴重な期間ではありますが、あくまで1社目の就職先とも言えると思います。気負いすぎず、体調を崩さない程度に頑張ってください！

自分の就活のことを思い出すととても大変でした。でもやりたいことを見つけるのは自分自身を振り返ることでもあるので、頑張りすぎずとも、この機会を大切にしてもらえたらと思います。

自分に合った仕事を選ぶことは大変でしょうが、「これでいいや」ではなく「これがいい」と思える職業に出会えたら、就職した後も前向きに取り組めるはずだと思います。