今回のタカラマイスターさん
包装作家として活躍されているSさん。お菓子づくりの勉強にパリへ行ったことがきっかけとなり、見せながら収納する方法を模索。
物が多くても心地いい空間を目指してSさんが書かれた「パリで学んだ部屋づくり」。収納の考え方や方法が数多く書かれています。
パリで出会った、
物と一緒に心地よく暮らす生活
お菓子づくりを学びに行ったパリでの生活が、Sさまに大きな影響を与えました。「昔から物が好きで、物を並べたり、物に囲まれた生活が好きだったんです。パリでは、物に囲まれて生活感はあるけれど、圧迫感はないオシャレな空間に出会いました。それから、物と一緒に心地よく暮らす生活を目指すようになりました」。
共通するもので分類する
それが見せる収納のポイント
物が多くてもきれいに見せる方法のひとつは、形や色、素材など共通しているもので分類することです。素材で分類する場合は、木やステンレス、ガラス、プラスチックに分けて、4個くらいをひとかたまりにして重ねたり、並べていくことで統一感のある収納へ一歩近づきます。
細かく仕切られた棚は、小物をランダムに飾るだけでオシャレなインテリアに
お気に入りのアイテムは、色や形、サイズを揃えて飾ります。同じものは1スペースに収めるのがポイント
物の数が多くてもテイストや色調をそろえれば、ごちゃつかず見た目もスッキリ
フォークやスプーンは立てて収納することで、取り出しやすくたくさん収められます
ホーロー製キッチンで叶う
マグネットを用いた見せる収納術
Sさまが実践する「見せる収納」を行う上で欠かせないのが、ホーロー製のキッチン。「以前のキッチンもホーロー製でした。調理器具などを壁に取り付けるのにマグネットが大活躍するんです。だから、リフォーム後もホーロー製のキッチンと決めていました」。
マグネットの用途を工夫すれば
キッチン周りの収納方法が広がる
見せる収納に欠かせないのがマグネット。Sさまは様々なマグネットを用いて、調理に必要な道具を取り付けます。
ワイヤーネットを使えば、たくさんの調理器具を掛けられるので、工夫次第で便利に活用できます。
見えない場所でも、ラップの箱に小さなマグネットを仕込んで扉に取り付けたり、フックのマグネットを絶妙に曲げれば、鍋蓋置きにも早変わりです。
生活感が強い場所は
可愛らしい容器に入れて収納
歯ブラシなどを置く洗面は、生活感が出やすくオシャレにしにくいもの。
可愛い入れ物に生活感のあるアイテムを入れて収納することで、スッキリオシャレに見せることができます。お家で雑貨屋さんのような可愛らしい洗面に挑戦してみてください。
キッチン壁に設置する調理器具
ホーロー製のキッチン壁に
フックのマグネットを設置
タカラスタンダードのキッチンは壁もホーロー製なので、マグネットを付けることができます。マグネットのフックを等間隔で設置します。
設置したマグネットのフックに
ワイヤーネットを掛ける
取り付ける位置は、調理時に手を伸ばしやすい場所に。マグネットなので、自分に合った位置に何度でも付けかえれます。
複数のフックを用いることで
調理器具を見せながら収納
ワイヤーネットにさらにフックを取り付けて、様々な調理器具をつけます。調理時に取りやすい場所に設置するのがポイント！
家事の動線を考慮して
取りやすい場所にキッチン用品を
横一列に並べる
人は上下の動きよりも横の動きの方がしやすいもの。キッチン周りで見せる収納をする場合は、取りやすい場所に横一列に並べるのがポイントです。ちょっとした横移動で様々な道具を便利に使えますよ。
Sさんが使用している
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