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1500℃の熱と0.1mmの
ホーロー加工の精度を極める。
職人たちのものづくりの現場。

鋳物ホーロー浴槽の製造工程は
メイド・イン・ジャパンのクオリティを支え、
熱と時間を制する職人たちのものづくりの現場。

01
すべての基になる1500℃に溶けた鉄。

すべての基になる
1500℃に溶けた鉄。

「鋳物」とは、「鋳型」と呼ばれる特殊な砂で作
られた型に1500℃の高温で溶かした鉄を流し込
み、浴槽の形を作り出す製造方法です。
全ての工程の始まりは、浴槽の基となる鉄を炉で
1500℃に熱し溶解させる工程。溶解炉から注がれ
る鉄は、少しの衝撃で火花が飛ぶほどの高温に熱
せられた状態で、鋳込みの現場へと運ばれます。

すべての基になる1500℃に溶けた鉄。
02
繊細なデザインに対応する業界屈指のVプロセス鋳造法。

繊細なデザインに対応する
業界屈指のVプロセス鋳造法。

Vプロセス鋳造法は、鋳型の材料になる砂を、真空
ポンプで減圧し造形する特殊な製法。
原型に特殊なフィルムをかぶせる際は、 職人が息を
合わせ、一気にフィルムを圧着させます。
経験とチームワークが求められる工程です。

高温の鋳鉄を一気に鋳型へ注ぎ込む。全ての形がここで決まる。

高温の鋳鉄を一気に鋳型へ注ぎ込む。
全ての形がここで決まる。

溶解し、高温を保った鉄は、「鋳型」に注ぎ込まれます。
高温の鉄を流し入れる過程にも精密なコントロールが必
要。数秒で一気に流し入れる際も、型の形状に応じてス
ピードの変化が求められます。複雑な形状の浴槽の鋳型に
鋳鉄を施すことが許された職人は、ごくわずか。経験と
感覚とセンスを頼りに行われる、重要な工程です。

03
ホーロー加工の基礎となる下地0.1mmのこだわり

ホーロー加工の基礎となる
下地0.1mmのこだわり

鋳物の浴槽と、ガラス質をより密着させるための
下引き釉薬(ゆうやく)吹きつけ。ガラス質の下地
をボディ全体に吹き付ける際、重要なのはわずか
0.1mmの膜になるよう均一に吹き付けること。人
の目で確認しながら、丁寧に吹き付ける。滑らか
なホーローの手触りの基礎は、この工程にあると
行っても過言ではありません。

1000℃に焼けた浴槽に、ホーロー加工を3回繰り返す。

1000℃に焼けた浴槽に、
ホーロー加工を3回繰り返す。

下地が施された浴槽本体は炉の中で1000℃まで熱せ
られ、その灼熱のボディにガラス質の釉薬(ゆうや
く)
が施されます。本体の温度が冷めないうちに、
回転させながら、0.3mmの厚さに均一に。再びそれ
を炉に入れて焼成し、ガラス質の層を重ねます。こ
の工程を繰り返し、生まれた1.0mm厚のガラス層に
より、鋳物ホーロー浴槽ならではのゆらぎのある
光、真珠のように滑らかな肌触り、剛さが生まれま
す。高温かつ複雑な形状の浴槽に厚さ1.0mmに均一
にホーロー加工を施す技術を持つ職人も、また限ら
れています。

1000℃に焼けた浴槽に、ホーロー加工を3回繰り返す。
04
ホーロー加工の基礎となる下地0.1mmのこだわり

人の目と手で、丁寧に、
一つずつ。
その品質を確かめていく。

お客さまにお届けする直前まで、人の目によ
る厳格なチェックが行われます。ホーローの
施釉状態や光沢感、手触りの滑らかさ、表面
の美しさ、コンマ数ミリの曲線の正確さ。そ
のすべてにおいて、厳しい品質基準を保って
います。

Pride of Takara standard

#2 開発者たちのプライド

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鋳物ホーロー浴槽のリアルな重厚感を
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