もともと動物と工作が好きだった山本氏は、陶芸を始めて20年近くずっと動物をモチーフにして作品づくりを続けている。身近な動物を観察したり図鑑やネットを見てその表情やしぐさからシチュエーションを考え、性格などを妄想しながら作っていく。
イベントなどで対面販売をするときは、お客さまにそれぞれの作品のコンセプトやストーリーを説明している。作品に込められた想いを伝えることで、より多くのお客さまに興味を持っていただけるようだ。話をして、笑ってもらえるのも楽しみだという。
例えばクマが両手足を空に向けてモノをキャッチするような姿は、アボカドを買ってから食べごろになるまで置いておく台として考えられた。実際にクマがカボチャを食べている姿からの連想で、もちろん使い方はお客さまの自由だ

