設計
中村 佳絵Nakamura Yoshie
2012年入社
家政学部 住居学科 居住環境デザイン専攻卒
幼い頃からキッチン空間が好きで、大学で居住環境について学んだ後、当社へ。大学時代、アパートの小さなキッチン収納を試行錯誤して使っていた経験も活かしながら、オーダーメイド商品の設計業務に従事。
納まりはもちろん、暮らし方まで設計する。
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Q.01 現在のお仕事について教えてください
首都圏のマンションやアパート向けに、現場ごとにオーダーメイドしたキッチンや洗面台などの水周り商品・収納家具を扱っています。その中で、「納まり図」の作成業務を行っています。「納まり図」とは、建築部材や建築設備とタカラ商品の詳細な取り合いを盛り込んだ図面のことで、たとえば扉は十分に開くスペースがあるか、手は届くか、清掃性や搬入・配管は可能かなど、着目点がとても多くあります。天板にこのシンクをこの位置で設置できるか?水栓のレバーは使用時にどこにも当たらないか?など、思ってもみなかったNG事例を入社してからたくさん経験しました。
お客様の要望に合わせた図面に仕上げるため、営業担当はもちろん、設計の各課、関連メーカー等と打合せをし、プランを再考する必要がある場合は代替案を練って営業へ提案します。
「納まり図」は、ゼネコンやディベロッパーなどの社外へ提出する図面でもあり、社内の打合せ等にも使用する図面でもあります。そのため、どうすればすぐに意図が伝わる図面になるか、設備会社や関係会社とも打合せしやすいか、製作しやすいか。常に多方面へ配慮する必要があるので、とても難しいけれどやりがいのある仕事です。 -
Q.02 タカラに入社を決めた理由は何ですか?
キッチンの空間が好きだったことが、タカラスタンダードに興味を持ったきっかけです。専門的な建築の知識を使う仕事に携わりたいけれど、住宅のインテリアや内装的な部分にも興味があったので、両方を叶えられる住宅設備メーカーに行き着きました。
実際に人が手で触れるキッチンは使いやすさや収納力、人間工学も深く関係するとても面白い空間で、さらにインテリアとしても住宅の中で目を見張る空間です。大学時代のアパートの小さなキッチンの収納を試行錯誤しながら使っていたことも、今振り返ると活かせている部分だと思います。 -
Q.03 職場は、どんな雰囲気ですか?
自分が仕事で失敗したこと、こうすればよかったと思ったことなどを、よくミーティングで話していますが、社会に出て、こういった話を皆が素直に情報共有として話し合えることはとても良いなと感じています。日々の業務の中で、もっとこうしたい、こっちのやり方も試したい!と感じたことを何でも出そう!という雰囲気があり、それを皆で話し合い、試してみようというフットワークの軽さも良いところです。
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Q.04 タカラの、どんなところが好きですか?
どんどん任せてもらえる環境があるところです。入社してしばらくすると自分の担当案件をもらい、教育担当の上司について仕事を覚えていきます。場数をこなす中でだんだんと大型物件や高級案件を担当させてもらえるようになり、どんどんレベルアップできる環境です。図面を扱う仕事は想像する力や幅広い情報をくみ取る事が重要で、集中力を必要とするシーンも多いですが、頑張った分、大きな達成感を感じます。
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Q.05 ある一日の仕事の流れ
- 8:30 出社
- 新規の作図依頼確認(数件程度)、海外の作図請負会社へ作図発注、海外から納品された図面チェック(1日2~3現場、1現場あたり30~100枚程度の図面)。
大型物件や高級住宅地の案件に緊張はしますが、少数精鋭の部署で担当する物件が多いため、図面を効率よくみていくスピード感が求められます。優先順位を見極め、上司と相談しながら焦らず急ぐことを意識しています。 - 20:00 退社
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Q.06 休日は何をして過ごしていますか?
街歩きと美食巡り、そして映画鑑賞が趣味です。最近、下町へ引っ越したので、小さなお店で飲み歩いて銭湯へ行ってみたり。その後、家で大好きな映画を見ながらたまに夜更かししています。また、建築が好きなのでふらりと街を散歩したり、都内の面白い展示をめぐったりしています。内容が濃い展示が多いので、1つの展示を2回に分けて見に行ってみたり。お休みは全力で遊びぬく主義です。
※記事内容は取材当時のものです。
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