先輩社員インタビュー

田中 優紀
2016年入社 理工学部 建築学科卒
子供のころから料理をすることが好きで、キッチンに立つ機会が多かったことから、キッチンのデザインに興味を持つ。大学時代に建築学科で学んだことを活かし、女性ならではの視点、消費者目線を活かしながら、オーダーメイド製品の設計に従事。


現在のお仕事について教えてください
首都圏のマンションやアパート向けに、現場ごとにオーダーメイドしたキッチンや洗面台、水まわり製品・収納家具などの「納まり図」の作成を担当しています。「納まり図」とは、建築部材や建築設備とタカラ製品の詳細な取り合いを盛り込んだ図面のことを言います。たとえば扉が開くスペースが十分に確保できているか、清掃性や搬入・配管は可能かなど、着目点がとても多くあります。
これらの様々な注意点を考慮しつつ、お客様の要望に合わせた図面に仕上げるため、営業担当や設計の各課、関連メーカーなどと綿密に打ち合わせをしながら、図面の作成を進めていきます。
私は、現在の部署に異動してきてまだ数カ月と経験が浅いのですが、以前の部署に比べて社内外の方と打合せをする機会が増え、よりお客様の要望に合った良いものをつくるために、打合せで自分の意見を的確に伝えることの重要性を感じています。
また、「納まり図」はゼネコンやディベロッパーなどの社外へ提出する図面でもあり、社内の打ち合わせなどにも使用する図面でもあるため、図面の作成においても意図の伝わりやすさ、分かりやすさを意識する必要があり、難しくもやりがいのある仕事です。
タカラに入社を決めた理由は
何ですか?
大学で学んだ建築の知識が活かせて、女性の視点が活かせる仕事がしたいと考え、ハウスメーカーや建材メーカーを検討していました。その中で、タカラスタンダードの最初の説明会で見た、ホーロー製品を使った実験が、今でもとても印象に残っています。ホーローの扉を叩いたり、油性マーカーで汚したものが簡単に消せるという実験を説明会で見て、ホーロー製品の魅力を初めて知りました。ホーローという他社にはない商材を扱うタカラスタンダードで、建築の知識はもちろん、女性の視点も活かしながら働けることに魅力を感じ、入社を決めました。
職場は、どんな雰囲気ですか?
営業・設計・施工監理が同じフロアで働いているのでお互い連携が取りやすく、自分の役割が明確にわかる環境です。異動してから数カ月経ちましたが、まだまだ現職についてわからないことがたくさんあります。そんな時、皆さん忙しい中でも仕事の手を止めて丁寧に教えてくださるので、安心して仕事に取り組むことができています。また、私が現在所属しているチームは6人中5人が女性なので、昼休みは主婦トークで盛り上がっています。


タカラの、
どんなところが好きですか?
日常生活に欠かせない製品を扱っている点に魅力を感じています。自分がつくっているものが実際に世の中に出て、たくさんの人に使われているということを実感することができた時にはとてもモチベーションが上がります。以前、引っ越しのため、物件探しをしていた際に、インターネットで偶然、自分が設計に携わったマンションが掲載されているのを見つけた時にはとても感動しました。
ある一日の仕事の流れ
- 起床
旦那さんと一緒に朝食を
食べてから出社します。
- 出社
まずはメールを確認し、
業務の優先順位をつけて
一日の仕事の流れを
決めます。- 新規の作図依頼確認
(数件程度) - 海外の作図請負会社へ
作図発注 - 海外から納品された図面
チェック(1日2~3現場)
- 新規の作図依頼確認
- 昼食
- メールをチェックし、返信。
引き続き作図の
発注やチェックなどを行う。
- 退社
- 夕食・テレビ鑑賞
- 就寝
休日は何をして過ごしていますか?
休みの日は予定を詰め込むタイプです。友人と飲みに行ったり、旅行に行ったり、カラオケに行ったり、またイベントごとも好きで夏はフェスやBBQ、冬はスノボに行きます。
最近は美食巡りにはまっていて、月に一度予約の取りづらいお店に行くのが楽しみです。
また、年に2回くらいのペースで海外旅行にも行っていました。
最近では、家でパンを作ったり、料理を作ったりもして、お家時間を楽しんでいます。


※記事内容は取材当時のものです。