キャリアストーリー

1日1日を
大切に積み上げた先に、
広がる世界もある。

林 優花 林 優花

製品開発

林 優花

1998年入社|生活科学部住居学科卒

  1. 1998年
    1年目

    入社 開発部企画グループに配属

  2. 2024年
    26年目

    開発部企画グループ グループ長に昇格

タカラスタンダードを選んだ理由と、
入社して分かった魅力

大学で、家の使い勝手や人の心理に与える影響を学んでいたこともあり、その知識を活かせる会社に就きたいと思っていました。いろいろ調べる中で、ホーローという、住宅設備として優れた素材を持っているタカラスタンダードに惹かれました。キッチンやお風呂など、お客様の生活に身近な製品を扱えるメーカーであることも大きかったですね。

入社してみたら、すごく“大阪の会社”だなと感じました。真面目な話をしているのに、時々笑いが起きる(笑)。実際、仕事は責任重大だし、大変なことも本当にたくさんあるんですけど、ちょっと笑えるだけで暗くならないというか、また頑張ろうと思える。私自身、何度も笑いに支えられてきたと感じます。

タカラスタンダードを選んだ理由と、入社して分かった魅力タカラスタンダードを選んだ理由と、入社して分かった魅力

現在の仕事内容

開発部の仕事は、新製品でいうと、「こんな製品にしたい」を考えて、営業部に「売れそうか」を聞いて、生産工場と「量産できるのか」を検討していきます。実際のお客様の声を聞きながら、価格を含めた需要性を探っていくことも。お客様の求める機能が、手の届く価格で形になって初めて買っていただけるので、理想とコストの間でアイデアを出し続ける感じですね。

世に出るまで、長いものだと4〜5年かかります。絶対に安心して届けられるものしか世に出さないので。正直、心が折れそうになることはあります。お客様の要求は、ものづくり的には難しいことが多く、乗り越えるには相当なパワーと時間と知恵が必要なんです。でも、そんなときは、この製品をお客様が見たらどう思うかを考えて、奮い立たせています。いちユーザーである自分の「こうあってほしい」がヒントになることも。やっぱり生活に近い製品は面白いですね。

現在の仕事内容現在の仕事内容
林 優花 林 優花

大きな学びになった経験

開発部で初めて産休・育休を取得したことですかね。誰もが探り探りでした。開発の締切を延ばせるわけでもなく、今のような制度もなかったので、仕事か子供かという場面は何度もあって。急なお休みももらったし、本当にたくさんの人に協力してもらいました。つらいとき、温かい声をかけてもらえたのがいちばん心の支えでしたね。今、上の子は大学生、下の子は中学生。やっとここまできたなという感じです。

よくキャリアプランと言われますが、当時は今日明日のことで精一杯。毎日をなんとかつないで、今がある。だからこそ、先を見据えて進むことも大切だけど、目の前の仕事に真剣に取り組んだり、目の前の日々を充実させることも大切だってわかるんです。1日1日を大切に積み上げた先に、広がる世界もある。それは大きな学びかなと思って、後輩に伝えてます。

大きな学びになった経験大きな学びになった経験

ものづくりにおいて
大切にしていること

常に、いかに自分がお客様や社員、会社、家族に貢献できるかを考えていますね。相手が何を求めているのか。どうしたら喜んでくれるのか。それが、お客様が求める製品を考える時の、日々のトレーニングになると思って、考える癖をつけるというか。とはいえ思ったようにいかないことも多々ありますけど。それでも、やっぱりいいものづくりがしたいし、そのために頑張っていきたいです。

ものづくりにおいて大切にしていることものづくりにおいて大切にしていること

今後のキャリアプラン

4月に開発企画グループのリーダーになったのですが、今はこのポジションに相応しい人間になるために、また一から努力を積み上げているところです。やることは膨大だし、企画を取りまとめる上での経営目線、マネジメント力、世の中の情報など、まだまだ学ばなければならないことばかり。それでも常に笑顔を心がけてます。笑顔の人には話かけたくなるし、人もエネルギーも集まってくる。なかなか大変なお仕事をさせてもらっているので、みんなのパワーをもらおうと(笑)。

でも実際、アイデアって、怖い顔をしていたら浮かばないと思うんです。まだ世にないもの、より良いものをつくるには、笑顔とか楽しさがないと。だから、うっとおしがられているかもしれませんが、いろんな人にしょうもない声かけもしています。いい雰囲気の中で生まれた製品は、より多くのお客様に喜んでもらえると信じて。

今後のキャリアプラン今後のキャリアプラン

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