見た目が美しく、機能性が充実している「ビルトインコンロ」。おしゃれなイメージがありますが、ビルトインコンロの費用や選び方を詳しく知らない方も多いでしょう。今回は、ビルトインコンロの特徴・魅力やかかる費用、選び方のポイントをご紹介します。料理時間を快適にするおすすめ商品も紹介しますので、ぜひチェックしてください。
ビルトインコンロとは?
ビルトインコンロとは、システムキッチンの中に組み込まれ、一体化したタイプのコンロです。調理スペースやシンクと1枚の天板でつながり、テーブルコンロと違って外観がすっきりしています。
ここでは、ビルトインコンロとテーブルコンロの違いや、IHヒーター・ガスコンロといった加熱機器の種類、安全機能などについて紹介します。
テーブルコンロとの違い
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ビルトインコンロ | テーブルコンロ |
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キッチンに設置するコンロは、設置の仕方によって大きく2種類に分けられます。「ビルトインコンロ」はシステムキッチンに埋め込むタイプで、「テーブルコンロ」はコンロ単体をキッチンに据え付けるタイプです。
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ビルドインコンロ |
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テーブルコンロ |
テーブルコンロは、ご自身で簡単に交換できます。一方、ビルトインコンロはシステムキッチンの加工やキャビネットごと交換することもあり、専門業者への依頼が必要です。
また、設置するキッチンの形状によっても、取り付けできるコンロの種類に違いがあります。さらに、耐用年数はテーブルコンロが5~7年程度なのに対し、ビルトインコンロは10年程度と長いのも特徴の1つです。
加熱機器はガスコンロとIHヒーターの2タイプ
ビルトインコンロの加熱方式は、直火の「ガスコンロ」と電気を利用する「IHヒーター」の2種類があります。
ガスコンロは、比較的導入費用が安い点が大きなメリット。それ以外にも、直火での調理にこだわる人におすすめです。
一方でIHヒーターは、直火利用がなく火災の心配が少ないため、ガスコンロよりも安全性が高く、掃除などお手入れも簡単な点がメリットといえます。しかし、IHヒーターは設置費用がややかさむことに加え、直火に比べると温度が上がりにくい傾向にあります。鍋やフライパンもIH対応製品にしなければならないため、注意が必要です。
見た目が美しく、安心機能「Si」が搭載
ビルトインコンロを導入するメリットの1つは、デザインに統一感が生まれ、見た目もきれいで掃除などのお手入れが楽なことです。ビルトインコンロであれば、テーブルコンロのようにガス栓がむき出しにならず、隙間や段差もないため、拭き取りなどのお手入れも簡単にできます。
また、ビルトインコンロのグリル機能や使い勝手のいい便利機能は年々進化しています。料理好きな方も、今まで以上に調理を楽しめるでしょう。
さらに、2008年4月以降に製造されたすべてのコンロは、「Siセンサーコンロ」と呼ばれ、安全性がより担保されました。Siセンサーコンロは、義務化された「天ぷら油加熱防止装置」「立ち消え安全装置」に加え、「消し忘れ消火機能」「早切れ防止機能」などの安全機能を完備しています。
【ビルトインコンロの魅力】
- 見た目に統一感がある
- 段差や隙間が少なく、お手入れしやすい
- 安全機能が充実している
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ビルトインコンロの費用
IHヒーター | 2口 111,000円~ 3口 135,000円~ |
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ガスコンロ | 2口 61,000円~ 3口 49,500円~ 4口 152,500円~ |
タカラスタンダードで取り扱うビルトインコンロは、IHヒーター・ガスコンロともに多くの商品を取りそろえており、どちらの選択も可能です。購入費用はコンロの口数やグリル性能などの機能性によって大きく変わります。
IHヒーターはコンロ2口で税抜111,000円から、3口で税抜135,000円からご用意。ガスコンロは2口で税抜61,000円から、3口で税抜49,500円からであり、ガスコンロの方がややお手頃です。
設置に伴う工事費用は別途必要ですが、とくにテーブルコンロからビルトインコンロにリフォームする場合は、通常より工事費用が高くなります。必ず費用を確かめてから購入しましょう。
ビルトインコンロの選び方
ビルトインコンロを選ぶ際は、「ガスの種類」「天板の素材・大きさ」「コンロの数」「グリルなどの機能性」といった点を主にチェックしましょう。ガスの種類以外は、ご自身が何を優先するのかによって実際に選ぶ商品が変わります。
ご自宅にぴったりのビルトインコンロを選ぶために、選び方のポイントを押さえましょう。
ガスの種類を確認する
ビルトインコンロの中でもガスコンロを選ぶ場合は、自宅で使用しているガスが「都市ガス」なのか「プロパンガス(LPガス)」なのか事前に確かめましょう。
どのモデルにも「都市ガス用」と「プロパンガス用」があり、見た目は同じでも内部構造が異なります。ガス種が違うものを選ぶと器具が使用できなくなるため、注意が必要です。
天板の大きさを選ぶ
メリット | デメリット | |
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45cm | 価格が手頃 小さなキッチンに設置しやすい |
コンロの口数が少ない |
60cm | 価格が比較的手頃 調理スペースを確保しやすい |
コンロバーナーの間隔が狭い |
75cm | 大きな鍋類も並べて置ける | 価格がやや高め 調理スペースが確保しにくい |
ビルトインコンロを選ぶ際は、天板をどのくらいの幅にするかも重要です。
一般的には、全メーカー共通規格である60cm幅と75cm幅から選べます。さらにタカラスタンダードでは、コンパクトな45cmサイズもご用意しています。
60cm幅のビルトインコンロは、75cm幅に比べると価格は安く、左右に調理スペースを広く確保しやすいです。ただ、バーナー同士の距離が窮屈になり、大きな鍋が使いにくかったり、取手が引っ掛かりやすかったりすることもあるでしょう。
一方で75cm幅のビルトインコンロは、フライパンや大きな鍋なども使いやすい反面、価格が割高で調理スペースは狭くなりやすいです。
天板の素材を選ぶ
ガスコンロのビルトインコンロを選ぶ場合、天板の素材選びも大切な要素です。
天板の素材にはホーロー、ガラスコート、ガラストップ、アルミ、ステンレスなど多くの種類があります。価格の高低をはじめ、透明感など見た目の違いや耐久性・耐熱性、お手入れのしやすさなどの点が主な違いです。それぞれの特徴を十分理解した上で、天板の素材選びを進めましょう。
素材 | 特徴 |
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ホーロー |
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ガラスコート |
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ガラストップ |
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アルミ |
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ステンレス |
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キッチン天板を比較!
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コンロの数を選ぶ
ビルトインコンロの口数も製品により違いますが、一般的には2口か3口かを選択します。
3口であれば、天板の大きさしだいで少し手狭になるものの、コンロを3つ一緒に使用でき、多くの料理を同時進行で調理できます。
2口であっても料理のスタイルしだいで十分使い勝手はよいでしょう。ただし、3口に比べると商品のラインアップは少ないので注意が必要です。
なお、IHヒータータイプがお好みの場合、タカラスタンダードなら、「2口+1口クイックラジエントヒーター付き」のビルトインコンロもご用意しています。
機能性を選ぶ
コンロ以外の機能を使って調理する機会が多い人は、グリル機能も十分にチェックしましょう。グリルは片面焼きと両面焼きを選べるほか、遠赤外線グリルに加え、商品によってはオーブン調理、ノンフライ調理も可能です。
また、グリルの種類によっては「チャイルドロック機能」も装備されており、安全性に配慮しています。小さなお子さまがいるご家庭には嬉しい機能といえるでしょう。
グリルの必要性をそこまで感じない人は、グリルなしのスタイリッシュなタイプも選択可能です。
こだわりの料理が作れるグリル機能搭載のビルトインコンロ(IHヒーター)はこちら
ビルトインコンロの注意点
ビルトインコンロは、設置するのが難しかったり設置費用が高くなったりするため、注意が必要です。ここでは、ビルトインコンロを設置する際の注意点を解説します。
【ビルトインコンロの主な注意点】
- 自分で簡単に設置しにくい
- 工事費用が高い
- 引っ越しで持っていくことができない
ビルトインコンロは、据え置き型のテーブルコンロと異なり、自分で取り付けることはできません。設置・交換は専門業者に依頼するため、製品代とは別に費用がかかります。
とくに、テーブルコンロからビルトインコンロにリフォームしたり、新しく設置したりする場合には工事費用が高くなりやすいです。必ず専門業者に工事費用の見積もりを依頼して、事前に費用を把握しましょう。
また、ビルトインコンロはテーブルコンロのように持ち運びができません。将来的に引っ越しをお考えの方には注意が必要です。
【タカラスタンダードのおすすめ】ビルトインコンロ3選
タカラスタンダードでは、ガスコンロ、IHヒーター両タイプのビルトインコンロを多数ご用意しています。
調理が楽しくなるオートグリルや自動炊飯機能などの便利な機能を搭載したモデルのほか、お手入れのしやすさやデザイン面も充実しており、さまざまな商品から選択が可能です。ここでは、タカラスタンダードのビルトインコンロのうち、おすすめ製品3つを紹介します。
ハイパーガラスコート ガスコンロ ハイグレードモデル
コンロ数 | 3口 |
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機能性 | レンジフード連動、揚げもの温度調節、適温調理、煮込み機能など |
幅 | 60cm、75cm |
グリル性能 | オートグリル、直火焼き遠赤外線グリル、安心らくグリル スマートグリル、コンロ・グリル調理タイマー |
参考価格(税抜) | 幅60cm:261,000円、幅75cm:267,000円 |
タカラスタンダードのビルトインコンロ「ハイパーガラスコート ガスコンロ ハイグレードモデル」は、トッププレートのフレームをなくしたすっきりデザインで、ゴミがたまりにくく、簡単にお手入れできます。ガラスコートを採用しているため、衝撃に強く傷もつきにくい仕様です。
また、魚の種類や焼き加減を選ぶだけで自動調理をしてくれるオートグリルや、コンロとレンジフードが連動して自動運転するなど、グリル機能も充実しています。煮物や揚げ物の調理温度や火力を自動で調節してくれるなど、調理が楽しくなる機能が満載です。
CSシリーズ 3口IHヒーター
コンロ数 | 3口 |
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機能性 | レンジフード連動、対流煮込み加熱(※)、ゆでもの加熱(※)、ぴったり加熱(※)など |
幅 | 60cm、75cm |
グリル性能 | びっクリアオーブン(ノンフライ調理可能) |
参考価格(税抜) | 65cm: 227,000円~、75cm:273,000円~ |
※は搭載のない仕様もあります。
タカラスタンダードのビルトコンロのうち、IHヒーターでおすすめなのが「CSシリーズ 3口IHヒーター」です。
見やすく使いやすいスマートトッププレートには、手順や注意事項を表示してくれる液晶画面に加え、16段階の火加減が瞬時にわかる「火加減クッキリサイン」が表示されます。火力調整やオン・オフもダイヤル1つで簡単に操作可能です。
さらに、調理機能には「対流加熱煮込み」や、ノンフライ調理・まるごと調理が可能な「びっクリアオーブン」など嬉しい機能が搭載されています。
ハイパーガラスコート トッププレート(3口コンロ)
コンロ数 | 3口 |
---|---|
機能性 | レンジフード連動、揚げもの温度調節、適温調理、煮込み機能など |
幅 | 60cm、75cm |
グリル性能 | オートグリル(※)、直火焼き遠赤外線グリル(※)、スマートグリル(※)、コンロ・グリル調理タイマー |
参考価格(税抜) | 60cm:117,500円~、75cm:147,500円~ |
※は搭載のない仕様もあります。
「ハイパーガラスコート トッププレート(3口コンロ)」は、ガラスコートの商品の中で比較的価格がお手頃です。必要なグリル機能や揚げ物・煮込み調理機能などは維持しつつ、性能にメリハリを設けることで、コストパフォーマンス重視の販売価格15万円以下というリーズナブルな価格を実現しています。
シルバーやブラックを基調としたシックな色合いから選択可能。機能性と価格、デザイン性をバランスよく兼ね備えたビルトインコンロです。
上質な暮らしを提案するタカラスタンダードの加熱機器の商品はこちら
快適な料理時間を叶えるビルトインコンロをショールームで体験しよう
ビルトインコンロの特徴や選ぶ際のポイントなどをご紹介しました。ビルトインコンロは、テーブルコンロに比べて見た目に統一感があり、すっきりとしたデザインが魅力です。調理が楽しくなる便利な機能から、使いやすさや安全性能などを搭載したタイプなど、製品により機能性が充実しています。ご自宅のガスの種類や好みの天板の素材、コンロ数などを考えて選んでみましょう。
タカラスタンダードでは、全国47都道府県約160カ所にショールームを展開。ショールームに足を運んでいただくと、各商品を見て・触れてリフォーム後の暮らしをより具体的にイメージできます。
気になる点があれば、専門のアドバイザーがご案内しますので、キッチンのリフォームやビルトインコンロの設置をお考えの方は、ぜひお近くのショールームへお越しください。