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ユニットバスのサイズ一覧表!最小・最大の規格や選び方・リフォーム事例も解説

ユニットバスのサイズ一覧表!最小・最大の規格や選び方・リフォーム事例も解説

バス

2025.10.08

ユニットバスをリフォームする場合、サイズ選びに悩む方は多いでしょう。使いやすい浴室にするために、適切なサイズを選ぶことが大切です。今回は、ユニットバスの一般的なサイズ規格や、最小・最大のサイズ、選び方を詳しくご紹介します。リフォーム事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ユニットバスとは?

ユニットバスとは?

ユニットバスとは、工場で事前に作られた浴槽や壁、床、天井といった各部材を現場で組み立てて仕上げるタイプの浴室 です。「システムバス」と呼ばれることもあり、各部材の規格サイズがある程度決まっています。

ユニットバスの最大の特徴は、施工の手軽さと迅速さです。 現場での工期が短縮されるだけでなく、品質も一定に保たれます

ユニットバスと聞くと、浴槽と洗面台、トイレが一体化された浴室をイメージする人が多いでしょう。しかし、実際にはバスタブだけがユニットされているものやシャワーブースのみのものも存在します

ユニットバスについて詳しくはこちら!

ユニットバスのメリット・デメリット
ユニットバスのメリット ユニットバスのデメリット
  • 手軽に掃除ができる
  • 気密性に優れている
  • バリアフリーデザインで多くの人が使いやすい
  • 工期が比較的短い
  • 設置スペースが限られている
  • 湿気がこもりやすい製品もある
  • 設備の後付けができない場合もある

ユニットバスは、壁や天井、床など各部材の間につなぎ目が少ない構造をしています。 隙間に汚れが溜まりにくいため掃除がしやすく、浴室を清潔に保ちやすい 点が大きなメリットです。また構造上、気密性・断熱性に優れた製品が多く、浴室の暖かさを保って冬でも快適に過ごせます。

さらに、ユニットバスはフロアに段差が少なかったり、滑りにくい床材を採用したりと、標準的にバリアフリー仕様です。お子さまからご高齢の方まで快適に浴室を使えます。工場で製造された部材をもとに現場で仕上げるため、 比較的短期間でリフォームしやすい 点もメリットです。

一方、 サイズの規格がある程度決まっている点、通気性が悪く湿気がこもりやすい点などには注意 が必要です。形状によっては設置できない箇所やパーツ・設備があるため事前に確認したり、十分な湿気・カビ対策を講じたりしましょう。

ユニットバスのサイズ規格について

ユニットバスのサイズ規格はある程度決まっています。そのため、交換やリフォームをするにあたってサイズの確認が必要です。ここでは、ユニットバスのサイズ規格について詳しくみていきます。

ユニットバスのサイズの測り方

ユニットバスのサイズは、 「奥行」と「間口」の2辺の長さと高さから測ります

サイズは「1216」「1616」など数字4桁で表記 されることが一般的です。 前半の2桁が奥行、後半の2桁が間口のサイズを示します 。たとえば、「1216」の場合は、奥行1,200mm×間口1,600mmのサイズです。

また、ユニットバスを購入するときは奥行と間口だけでなく、 ドアや浴槽などのサイズも調べておくと、設置の相談がスムーズに進みます

ユニットバスのサイズは一戸建て用とマンション用がある

ユニットバスのサイズは、 「一戸建て用」と「マンション用」の主に2種類で展開 されています。マンションのリフォーム時は、現在の浴室の広さ・形状に合わせて設置するため、一戸建て用よりもサイズのバリエーションを豊富にそろえているメーカーが多いでしょう。

また、 浴室の天井の高さや床下は、一戸建てとマンションでサイズが違う ことからも分類されています。ユニットバスのカタログも一戸建て用とマンション用で分かれているため、規定にあった製品を見つけるためにも区分に気をつけましょう。

【一覧】ユニットバスの坪数 とサイズ規格対応表

ユニットバスのサイズ規格は、坪数によってさまざまです。基本的には上記4種類の坪数ごとに複数のサイズ規格があります。

坪数 一般的なサイズ規格
0.75坪 S1216、1216、1217、1316、1317 など
1坪 1418、1616、1618、1717、1818 など
1.25坪 1620、1621 など
1.5坪 1623、1624 など

ここでは、坪数ごとにユニットバスのサイズ規格について詳しくご紹介します。

0.75坪サイズの規格

0.75坪サイズは、単身世帯におすすめのサイズ規格です。

0.75坪に対応するユニットバスの規格
  • S1216
  • 1216
  • 1217
  • 1316
  • 1317 など

大人ひとりの入浴には問題ありませんが、 身長によっては足を曲げる必要がある でしょう。使う人によって窮屈に感じる可能性もある、 比較的コンパクトなサイズ感のユニットバス です。

1坪サイズの規格

1坪サイズは、標準的なサイズのユニットバスです。

1坪に対応するユニットバスの規格
  • 1418
  • 1616
  • 1618
  • 1717
  • 1818 など

1坪はおよそ畳2畳分の広さがあります。 130cm以上のサイズの浴槽を設置できるため、足を伸ばしてゆったりとした姿勢でくつろぎながら入浴を楽しめる でしょう。なかでも 一般的なサイズは「1616」 であり、バリエーションも豊富にあります。メーカーによっては、シリーズやオプションの選択肢が可能です。

1.25坪サイズの規格

1.25坪サイズは、お子さまと入浴される場合も快適に使いやすい、ファミリー向けのユニットバスです。

1.25坪に対応するユニットバスの規格
  • 1620
  • 1621 など

1坪サイズと同様に、 一般的に選ばれることの多い サイズ規格です。浴槽だけでなく 洗い場にもゆとりができるため、広々とした空間で入浴できます

1.5坪サイズの規格

1.5坪サイズは、家族向けにはもちろん、介護などでお風呂での介助が必要な場合に適したユニットバスです。

1.5坪に対応するユニットバスの規格
  • 1623
  • 1624 など

1.5坪サイズのユニットバスは、畳3畳ほどのゆったりとした広さがあります。 親子3人で入浴しても空間に余裕がある でしょう。 浴槽をサイズアップしたり、カウンターを置いたりと導入設備の選択肢も広がります

ユニットバスの最小・最大サイズは?

一般的なユニットバスの 最小サイズは「1014」、最大サイズは「1620」 です。ただし、具体的な最小・最大サイズは、 メーカーが展開する種類によって異なります

最小サイズの「1014」は、単身向けのマンションに用いられるコンパクトなサイズです。最大サイズは、戸建用として展開されていることが多いでしょう。

※タカラスタンダードでは、ご自宅の浴室に合わせてフリーサイズでの作成も対応可能です。フリーサイズで作成する場合、最小サイズは「968mm×1,450mm」、最大サイズは「1,868mm×2,450mm」でご用意があり、2.5cm刻みでサイズ変更ができます。

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ユニットバスのサイズを選ぶ3つのポイント

ユニットバスのサイズは、とくに上記3つのポイントを踏まえて選ぶことが大切です。サイズミスによって交換やリフォームに失敗しないためにも、選び方のポイントを押さえましょう。

現在の浴室のサイズを測る

基本的に浴室のサイズは決まっており、規格に合わないサイズのユニットバスは設置できません。まずは 現在の浴室の奥行や間口のサイズを計測 しましょう。

一方、 現在より浴室を広くしたい場合、浴室の位置や間取りを変えるリフォームをする ことでより大きなユニットバスを設置できます。製品によっては寸法を細かく設定でき、浴室の空間を無駄なく活用できるタイプも。理想の浴室の広さを考えて、サイズを選択しましょう。

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浴槽と洗い場のバランスを考える

一般的に浴槽の長辺の寸法は決まっており、浴室の広さによって設置できるユニットバスのサイズも固定されます。 「浴槽を広くしたい」「洗い場を広々とさせたい」などの場合は、浴槽の幅を変えましょう

お子さまや家族と一緒に湯船に浸かりたい、広々と入浴したい場合には、 ワイドタイプの浴槽がおすすめ です。

ただし、浴槽を広くするとその分 洗い場が狭くなるため、バランスを考慮 しましょう。その際、家族構成や浴室の使い方をもとにサイズを考えることがポイントです。

ショールームで実際に商品を見てみる

ユニットバスはある程度広さのある空間であるため、カタログやメーカーのWebサイトの情報だけでは具体的なサイズを想像するのは難しいでしょう。 浴室のリフォームを検討している場合はショールームに見学に行き、実際に製品のサイズを体感してみる ことがおすすめです。

タカラスタンダードは、全国約160カ所にショールームを展開 しています。豊富な種類のユニットバスをご用意しているため、リフォームをお考えの方はぜひご相談ください。

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浴室リフォームで失敗しないためのポイント4選はこちら

【リフォーム事例】タカラスタンダードのユニットバス3選

タカラスタンダードでは、多様なご自宅に合う豊富な種類のユニットバスをご用意。ここでは、3つのリフォーム事例をもとにユニットバスを紹介します。

なお、紹介している商品はモデルチェンジにより取材時のものからデザインを変更している可能性があります。あらかじめご了承ください。

空間を最大限活用!広々とした白基調の浴室へ
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

昔ながらのタイル張りの浴室から、 白基調の洗練された浴室へとリフォーム した事例です。ゆったりのんびり過ごせる空間にしたいとのご希望のもと、広々とした浴槽を導入。既存の空間を最大限活用できるよう、 空間にぴったり収まる浴槽を取り入れています

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浴槽の向きを大胆チェンジして広々とした浴室に
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

浴室のサイズを約1,400mm×1,600mmに変更し、浴槽の位置を大胆に変えたリフォーム事例 です。大幅なリフォームによって浴室の奥行を拡大して、脱衣所に洗濯スペースを設けることができました。さらに、大きな悩みでもあった 浴室入り口の段差もなくし、バリアフリーの仕様に 仕上がっています。

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既存の大きな窓を活かしつつバリアフリー仕様に
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

在来工法のタイル張りのお風呂から使い勝手のよいユニットバスにリフォームした事例です。 特徴的な大きな出窓は、位置を活かしつつ二重窓にして、結露しにくい仕様に改良 しています。浴室入り口の段差をなくし、新たに手すりも設置。さらに、 洗い場の床を滑りにくい素材にすることで、つまずきや転倒の防止を実現 しています。

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ユニットバスのサイズは浴室の広さや理想のイメージに合わせて選ぼう

ユニットバスのサイズには「マンション用」と「一戸建て用」の2種類があり、坪数に応じて複数のサイズ規格があります。空間によって導入できるユニットバスがある程度決まるため、空間に合ったサイズ規格の製品を選ぶことが必要です。もし、今より広い浴室にしたい場合は、間取りを変えるリフォームも検討しましょう。

タカラスタンダードは、47都道府県約160カ所にショールームを展開。ユニットバスをはじめ、洗面やキッチンなどの各商品を、実際に見て触れて暮らしをイメージできます。気になる点はアドバイザーがご案内してサポート。ユニットバスをリフォームしたい方や浴室を使いやすくしたい方は、ぜひお近くのショールームへお越しください。

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