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狭いお風呂を広くしたい!リフォーム方法や事例・快適にするための工夫を解説

狭いお風呂を広くしたい!リフォーム方法や事例・快適にするための工夫を解説

バス

2025.11.17

「お風呂が狭く、窮屈でリラックスできない」というお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。本記事では、狭いお風呂を広く快適にするリフォーム方法や実際の事例を詳しく解説します。限られたスペースでも工夫次第で居心地よいお風呂に変えられるので、ぜひ参考にしてください。

狭いお風呂をリフォームする方法3選

狭いお風呂をリフォームする方法3選

狭いお風呂をリフォームするには、いくつかの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分に合った方法を選びましょう。

在来工法の浴室をユニットバスに変更する
メリット デメリット
  • デザインの自由度が高い
  • 施工が簡単で工期が短い
  • 性能が高く掃除が容易
  • 特定の限られた選択肢の中から製品を選ぶ必要がある

在来工法で作られたお風呂は、タイルやモルタルを使った自由度の高いデザインが魅力です。一方で、定期的なメンテナンスが必要で手間がかかる場合があるため、ユニットバスへの交換を検討してみましょう。ユニットバスは工場で製造されたパーツを現場で組み立てるため、施工が簡単で短期間で工事が完了します

また、防水性や断熱性が高く、掃除のしやすさも魅力のひとつです。さらにコンパクトな設計が可能なため、限られたスペースを有効活用し、快適なお風呂空間を実現できるでしょう。

狭いお風呂のリフォームにかかる費用相場・工事期間はこちら

狭いお風呂のリフォームを成功させるポイントはこちら

サイズの大きなユニットバスに交換する
メリット デメリット
  • サイズや形状の選択肢が増える
  • 浴槽や洗い場を広げる工夫もできる
  • 最新のモデルは価格が高くなる
  • スペースの関係で希望の製品を選べない場合がある

すでにユニットバスを使用している場合でも、新しいモデルへの交換で狭いお風呂を広くすることが可能です。最新のユニットバスはサイズや形状のバリエーションが豊富で、限られたスペースに合わせて最適な設計ができます

また、交換時に配管スペースを縮小すると、浴槽や洗い場を広げる工夫も可能です。浴室全体の面積を変えずに浴槽のサイズを拡大できるケースもあり、狭いお風呂でもゆったりとした空間を実現できるでしょう。

間取り変更を含めて浴室をリフォームする
メリット デメリット
  • 間取りそのものを変更するため、浴室が広くなる
  • 動線の改善や収納スペースの確保も可能
  • 構造上の制約により、希望の間取りにできない場合がある
  • ほかの方法と比べると費用が高額

お風呂のスペースを根本的に広げたい場合、間取りの変更を伴うリフォームが有効です。たとえば、隣接する洗面所や廊下の一部を取り込み、浴室を拡張する方法があります。浴室の広さを確保するだけでなく、家全体の動線が改善され、収納スペースを新たに設けることも可能です。

ただし、間取り変更には建物の構造上の制約や高額なコストが伴うため、事前に綿密な計画を立て、専門家のアドバイスを受けましょう

洗面所のリフォームついて詳しくはこちら

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そもそも狭いお風呂ってどれくらいの大きさ?

「狭いお風呂」と感じる基準は、使う人の身長や体型によって異なります。一般的に浴槽の長さが150~160cm以上だと、背の高い方も足を伸ばして入浴できるでしょう。

ユニットバスにはさまざまなサイズがあり、たとえば「1616サイズ」は浴室全体が160cm×160cm(約1坪)の広さで標準的とされています。

一方、浴室が1坪未満の場合、150cm以上の浴槽を設置するには浴室そのものを広くする選択肢も視野に入れるとよいでしょう。自分に合ったサイズを選ぶため、下記の表を参考にしてください。

坪数 一般的なサイズ規格

0.75坪

S1216、1216、1217、1316、1317 など

1坪

1418、1616、1618、1717、1818 など

1.25坪

1620、1621 など

1.5坪

1623、1624 など

快適に入れるお風呂の大きさは?
浴槽の縦の長さ 使用感(目安)

~1000mm

大人ひとりが足を折り曲げて入れる

~1300mm

身長160cmの人が膝を曲げて入れる

1400mm~1600mm

身長180cmの人が膝を曲げて入れる

1600mm~1800mm

身長180cm以上の人でもゆったり入れる

1800mm~

親子などでも入れるゆったりとした広さ

快適な浴槽の大きさは、縦の長さによって大きく変わります。一般的に、1000mm以下の浴槽は大人ひとりが足を曲げて入れるサイズです。1300mm前後では、身長160cmの方が膝を曲げて入浴可能で、1400~1600mmになると身長180cmの方も膝を曲げてゆったりできます。

1600~1800mmでは身長180cm以上の方でも十分快適に使え、1800mm以上になると親子でも入れる広さです。浴槽選びは、使用者の体型や入浴スタイルも考慮しましょう。

ユニットバスのサイズについて詳しくはこちら

狭いお風呂のリフォームにかかる費用相場・工事期間

狭いお風呂のリフォームにかかる費用相場・工事期間

工事内容 費用相場 工期

ユニットバス全体交換

50~150万円

3~4日

在来工法からユニットバス

65~150万円

4~7日

在来工法のままリフォーム

50~200万円
(工事内容によって変動)

2週間~1ヵ月

狭いお風呂のリフォームは、選ぶ工法や工事内容によって費用や工期が異なります。ユニットバス全体を交換する場合、費用相場は50~150万円で工期は約3~4日です。在来工法からユニットバスに変更する場合は、65~150万円で工期は4~7日程度かかります。

一方、在来工法のままリフォームする場合は、内容によって50~200万円と幅があり、工期は2週間から1ヵ月程度と長めです。希望のリフォーム内容に応じて費用と期間を確認し、しっかり計画を立てましょう。

狭いお風呂のリフォームを成功させる5つのポイント

狭いお風呂のリフォームを成功させるために、上記の5つのポイントを押さえましょう。快適なお風呂にするために、ぜひ参考にしてください。

現状設置できるユニットバスのサイズを確認する

リフォームを検討する際は、まず現在の浴室に設置可能なユニットバスのサイズ確認が重要です。既存の浴室のサイズを把握すると、交換するだけで済むのか、間取り変更が必要なのかが明確になります。このステップを踏むことで、リフォーム計画がスムーズに進むでしょう。

【浴槽のサイズ目安】

坪数 一般的なサイズ規格

0.75坪

S1216、1216、1217、1316、1317 など

1坪

1418、1616、1618、1717、1818 など

1.25坪

1620、1621 など

1.5坪

1623、1624 など

家族構成やお風呂の使い方を考慮する

毎日のお風呂の使い方はご家庭ごとに異なるため、家族構成の考慮が重要です。たとえば、お子さまと一緒に入浴する機会が多い家庭では、1人で入浴するケースよりも広いお風呂のほうが快適と感じやすいでしょう。また、介護が必要な家族がいる場合、バリアフリー対応の浴室や広めのスペースを選ぶことで、日常的な使いやすさが大きく向上します。

理想のリフォームを叶えるには、家族一人ひとりのライフスタイルも考慮しましょう。

必要な機能に優先順位をつける

ユニットバスには、保温性や掃除のしやすさ、省エネ性能など、さまざまな機能があります。リフォームを進める際は、これらの機能の中でどれを優先したいかを明確にすることが大切です。

たとえば、冬場に冷えにくい浴室を重視するなら保温性が重要になり、掃除の手間を減らしたい場合は汚れが付きにくい素材を選ぶとよいでしょう。

浴室・浴槽の床材の種類や選ぶポイントはこちら

メーカー各社の価格や機能を比較検討する

各メーカーのユニットバスは、価格や機能においてそれぞれ特徴があります。リフォームの目的や重視する機能を明確にしたうえで、複数のメーカーを比較検討することが重要です。各社の価格帯と機能を比べると、目的に合った最適なユニットバスを選べます。

ショールームで実際に商品を見てみる

気になるユニットバスが見つかったら、実際にショールームで商品を確認するのがおすすめです。ホームページやカタログで見るのと、実物を目の前にした場合では、質感やサイズ感が異なる場合があります。実際に見てみると使い勝手やデザインが、自分のイメージに合っているかどうかを確認しやすいです。

また、現在のお風呂のサイズがわかる資料を持参すると、ショールームでの見学がさらに充実し、適切なお風呂を選びやすくなります。

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狭いお風呂を使いやすく!タカラスタンダードのリフォーム施工事例3選

ここでは、実際の施工事例をもとに費用や工事内容を解説します。狭いお風呂を使いやすくしたい方は、ぜひリフォームの参考にしてください。

【費用約50~100万円】狭いお風呂からゆったりとしたお風呂へ
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

ひび割れたタイルが目立ち、古びた印象のお風呂をリフォームしました。施工後は、広々とした浴槽と白を基調とした清潔感のある空間に生まれ変わり、お客さまの「ゆったりのんびり空間」の希望が実現しています。

狭かった浴槽が広がって、自然と入浴時間が長くなり、足を伸ばしてリラックスできるようになりました。その結果、体の痛みや疲れが以前よりも和らいでいると感じているようです。

リフォームの詳細はこちら

【費用約150万円】柱に合わせたサイズで浴室リフォーム
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

在来工法の浴室では、カビや目地の汚れ、冬の寒さが気になっていた例です。リフォームでは浴室が狭くならないように配慮し、柱の形状に合わせたぴったりサイズシステムバスで、空間を無駄なく活用できました。ホーローの壁や磁器タイルの床により掃除がしやすくなり、「以前悩んでいたカビも解消され、快適に過ごしています」とお客さまから喜びの声をいただいています。

【費用約260万円】動線を確保し、広々としたバリアフリーの浴室へ
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】 【リフォーム後】
【リフォーム前】
【リフォーム前】
【リフォーム後】
【リフォーム後】

浴室の大きな悩みであった入口の段差をなくし、フラットなバリアフリー仕様に変更しました。ぴったりサイズに変更して浴室の向きを変え、洗濯スペースを確保し洗濯機の位置も移動しています。リフォームにより家事動線が改善されたため、洗面と洗濯の同時使用も可能です。

浴室はホーロー仕上げにより手入れがしやすく、明るく清潔感のある空間へと生まれ変わりました。

リフォームの詳細はこちら

タカラスタンダードの浴室・お風呂の
リフォーム事例一覧はこちら

快適な浴室に!タカラスタンダードの「ぴったりサイズシステムバス」

快適な浴室に!タカラスタンダードの「ぴったりサイズシステムバス」

タカラスタンダードの「ぴったりサイズシステムバス」は、浴室のスペースにぴったりフィットするオーダーメイド設計のユニットバスです。従来の浴室サイズに合わせて細かく調整できるため、無駄な隙間がなく、効率的に空間を活用できます。

さらに汚れが付きにくく、掃除が簡単で清潔感を保てるのも魅力です。断熱性や防水性にも優れ、冬の冷え込み対策にも適しています。スタイリッシュで機能性にも優れているため、快適なバスタイムを実現したい方はぜひチェックしてみてください。

浴室スペースを無駄なく使い、今より広い浴槽に!
タカラスタンダードの「ぴったりサイズバスシステム」はこちら

狭いお風呂もリフォームで快適空間に

狭いお風呂のリフォームは、サイズや機能を見直すことで快適な空間を作り出せます。ユニットバスへの交換や間取り変更、サイズ調整など、さまざまな方法で浴室の広さや使い勝手を改善可能です。

リフォーム時には家族構成や使用感を考慮し、予算や必要な機能を優先して選びましょう。最新の技術を取り入れたユニットバスなら、清潔で快適なバスタイムを叶えられます。

タカラスタンダードは、全国47都道府県に約160カ所のショールームを展開しており、ユニットバスや浴室関連の商品を実際に見て触れ、理想の暮らしをイメージできます。専門のアドバイザーが気になる点を丁寧にサポートしてくれるので、リフォームをお考えの方はぜひお近くのショールームへ足を運んでください。さらに詳しい情報や他のリフォーム事例もご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

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